頼もしいシステムを持つ全保連

賃貸物件を経営して軌道に乗せるために大切な事は空室の状態にある部屋をできるだけ短くさせる事ですが、空室の状態を解消する事ばかりに目を向け過ぎてしまうと滞納が生じる可能性が高まります。

そのような空室を解消させたいものの、審査を緩くした結果滞納が生じやすくなってしまう事が気がかりなジレンマを解決させてくれるのが全保連のシステムです。

 

全国各地に拠点を設けその数は18箇所!

2001年から経営を開始していて家賃の債務保証や賃料管理を行っている企業が全保連であり、今日では沖縄と東京に本社を構えているだけではなく全国各地に拠点を設けその数は18箇所にも及びます。

年間の契約数が2016年には30万件を超えている上に、2001年から経営を開始してから2018年に至るまでには契約数の累計が200万件を超えたほど安定的に経営を続けています。

展開中の家賃を保証するシステムは家賃の滞納といった問題をサポートし、物件を有し貸し出しているオーナーに対して安心感を届けるといった内容です。

入居者においては、入居時に保証人が用意しにくい状況下にあったとしても容易に信頼が得られるようになりますし、選べる物件の数が増やせるなどの利点もあります。

システムが利用できるのは生活を目的として契約する住居に限らず店舗やオフィス、駐車場やトランクルームに至るまで賃貸物件であれば幅広く利用可能です。

システムを利用した場合に信頼性や安心感に繋がるきっかけとしてあるのが迅速に入金が行われる点であり、代位返済型という通常のプランであれば家賃の滞納が行われている連絡をすると3営業日後には既に入金が行われます。

 

最も入金が迅速に行われる立て替え払い型

複数あるプランの中で最も入金が迅速に行われる立て替え払い型であれば賃料が支払われる日の当日には入金されるので、メインの収入が家賃収入であるという方においてはとても頼もしいサービスです。

提供中の家賃保証のシステムは賃貸人と企業側が保証契約を締結している事や賃貸人が企業側と保証委託契約を締結している事、賃貸人と賃借人の間で賃貸借契約が締結されている事により利用可能です。

代位返済型である通常プランにおける具体的な流れとしては賃借人が企業に対し家賃が滞納されている実情を報告し、企業側は滞納の報告を受けてから3営業日後に賃借人の銀行口座に対し全額を入金します。

入金後企業側が賃借人に対し支払いの請求を行い、賃借人は請求に則って支払いをするという流れです。

代位返済型における請求の期限は月々の家賃や退去時の費用によって違いがあり、月々の家賃は支払いの約定日から数えて31日以内で退去時の費用については明渡しの日から数えて90日以内です。

最も入金が迅速に行われる立て替え払い型の流れは賃借人が決められた日に口座振替を行い、振替を行った結果に関わらず全保連側が賃貸人が持つ銀行口座に対し全額を入金します。

 

全保連のサービスを利用する場合

サービスは引っ越しなどで新たに入居する賃貸物件の契約をする時に不動産仲介業者などを介して契約する事例が多いですが、既に賃貸物件に入居していてしばらく新たなる賃貸物件を契約して転居する予定が無いという方でも、現在契約中の賃貸物件に対しサービスを使用する事もできます。

月々支払う家賃について滞納する可能性が高いと感じている場合には、利用してみると賃貸物件に纏わる方々が共通して安心感を持つ事ができるようになります。

全保連のサービスを利用する時には企業側と直接的に契約を締結させる事ができない特性から、業務提携をしている不動産仲介業者の元で利用の申し込みを進めていきます。

賃借人は全保連に対し審査の申し込みを行い、申し込みを受けた企業側は申込み内容の確認と共に記されている内容などを参考にしながら審査を進めていきます。

審査が通過した後は賃貸人と賃借人、企業との間で賃貸借契約と賃貸借保証委託契約、賃貸借保証契約を結びます。

契約の締結が完了した後で家賃の滞納が生じた時には企業側と契約をしている不動産仲介業者を通じ代位返済請求を進めていき、手続きを進めていく事により滞納の報告を受けてから3営業日後に滞納されていた家賃の全額が得られ、空室がこれまでよりも埋めやすくなります。

 

まとめ

さらに、全保連では賃貸物件で生活をしている上で負担が大きくなりやすい月々の家賃の他に賃貸物件ならではの要する費用についても保証してくれます。

共益費も含めた家賃の他に管理費や駐車場の料金、水道料や更新料、鍵の交換費用に至るまで対応してもらえますし間取りの中に畳があるのなら畳の張替え費用も補償してもらえます。

加えて、賃貸物件を契約して生活をしている年月が長くなるほど退去時に行う内部のハウスクリーニングの作業量が増えたり交換する場所も多くなりますが、ハウスクリーニングの費用も補償内容に含まれているので、契約年数が長くなっている時にも安心です。

そして、手続きを行う場合には懇切丁寧な担当者がわかりやすく事情を説明し行うべき手続きなどをお話してくれるため、滞納してしまった方も行動に移しやすいです。

全保連 烏川より抜粋

最終更新日 2025年7月7日 by goncat