外壁塗装は文字通り建物の外壁を塗装することを指し、新築の外観を仕上げる意味だけでなく、経年劣化などに合わせて塗り替えることを意味します。
一般的に外壁塗装といえば、リフォームなどのタイミングで塗り替える際にそう言います。
塗装はただ単に見た目を左右するものではなく、外壁の機能や寿命にも影響する重要なものです。
塗料を塗るのが塗装ですが、この塗料は様々な要因によって少しずつ劣化します。

ワクワク探検隊。新たな発見と冒険の日々

2021.08.26

快適な環境を提案する！後藤社長の太平エンジニアリング

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太平エンジニアリングは、東京都に本社を置く総合環境コンサルティング会社です。トータルソリューションサービスに強みを持ち、設備や環境などの提案力において信頼を集めています。国内外に広がるネットワークを構築、国境をまたぐ事業展開でも知られていて、今後の活躍も期待される企業といえるでしょう。メイン事業として空調設備やガス関連設備、給排水・衛生設備、メンテナンス・サービスを中心に展開しています。空調設備事業空調設備事業は、太平エンジニアリングにとって創業時から続く最も歴史があり、各種オフィスビルや商...

塗料が劣化する原因

劣化要因となるのは紫外線や雨風、排気ガスや塵、ホコリといったもので、これらが複合的に劣化を引き起こします。
見た目に現れる変化には、退色や小さいヒビ割れ、カビの付着などが挙げられます。
ヒビ割れは小さなものでも、放置すると雨などの水分が染み込み、壁内を劣化させて内側から住宅に様々な問題をもたらします。
その為、ヒビ割れを発見したら放置するのではなく、なるべく早く対処することが求められます。

すぐに塗り替えるのは難しいとしても、応急処置でヒビ割れの影響が起こらないように対処するのが重要です。
しかしいずれは塗り替えが必要になるので、早めに計画を立てることをおすすめします。

劣化を発見次第早く塗り替えることのメリット

避けて通ることができない外壁塗装ですが、劣化を発見次第早く塗り替えることでメリットが得られます。
例えば外観のイメージを保つことができたり、建物の内部で進行する劣化を抑えられるなどです。
いずれにしても、退色やヒビ割れまみれの外壁の印象が良くないのは間違いありませんし、外壁の見た目だけで建物全体の印象まで悪くなりかねないです。
ヒビ割れは僅かなものであっても、毛細管現象で水分を内部に呼び寄せてしまいますから、外から見た以上に内部で劣化が進んでいることも珍しくないです。
見た目で劣化が分かる外壁の変化は、実は建物を守る重要な判断材料で価値あるヒントだといえます。
退色などから劣化具合の診断をプロに依頼すれば、壁内を含めてどういう状況かが把握できます。
壁内の劣化が進んでいなければ外壁を塗り替えるだけで済みますし、逆に劣化が進行していても、リフォームの際に外壁塗装と一緒にリフレッシュ可能です。
確かに、決して安く済まないコストが掛かる点はデメリットだといえますが、放置したり先送りにすることで余計にコストが嵩むことを考えれば、むしろメリットと捉えられます。

外壁塗装の一般的な流れ

外壁塗装の一般的な流れは、塗装工事を請け負っている業者に相談して現地調査をしてもらい、要望などを伝えて見積りを出してもらいます。
見積りの内訳と金額に納得したら具体的な工事の日程を取り決めて、後はプロに工事を任せる形となります。
工事は足場の組み立てから始まり、外壁に付着している汚れを高圧洗浄などで落とします。
次に古い塗料を剥がして下地を作り、下塗りや上塗りといった工程で段階的に仕上げられていきます。
当然ですが、塗料は付着すると簡単には落とせないので、塗料が付着すると困る部分に養生が行われるのが基本です。
また、下地作りの際にはヒビ割れの補修も行われ、塗料がしっかりと密着するようにします。
塗装は塗料の種類にもよりますが、下塗りと上塗りの間に中塗りを加えた、3段階で仕上げられることが多いです。
塗装工事を終えたら仕上がりを確認して足場の解体、養生の撤去となります。
工事が完了したらお客様の立ち会いのもと、最終的な仕上がりの確認を経て全行程終了です。
（参考：外壁塗装 大和市 助成金）

外壁塗装のタイミング

外壁塗装のタイミングは、塗料の種類によってかなり違いますが、一般的には10年が目安とされています。
標準的な寿命のシリコン系に対し、フッ素系や無機塗料は10年、15年以上の寿命に期待できます。
次の塗り替えまで長持ちさせたいのであれば、比較的寿命の長い塗料を検討するのがおすすめです。
塗料そのものの機能は外壁の保護にありますが、防汚性や断熱性、遮熱性といった機能が追加されている塗料もあります。
防汚性は汚れを付着しにくく、落としやすい性質のことで、外壁の美観を美しく保つのに役立ちます。
断熱性は室内外の熱移動を抑え、冷暖房効率を高める省エネに繋がります。
遮熱性は、主に外から伝わる熱を遮る性能のことで、日当たりの良い壁面が直射日光で熱くなるのを防ぎます。
このように機能でも選べるのが塗料の魅力ですから、予算や希望と相談しながら比較検討して選びたいところです。

まとめ

改めてメリットを考えると、やはり外壁を始めとした建物の劣化防止が大きいです。
それから雨漏りのリスクを抑えることができたり、目に見えないところで劣化が進行して、リフォームコストが増大する事態が避けられるのもメリットです。
デメリットはまとまったコストが掛かること、季節によっては雨や湿気などの影響で工事が予定通りに進まないなどです。
工事を任せる業者選びをしなくてはいけないのも手間なので、重い腰を上げる必要があるのが最大のデメリットといえばそうです。
とはいえ工事を後回しにして良いことは何もありませんから、避けて通れないものと考え、築10年を迎えたり塗装の劣化が見られる場合は速やかに塗り替えの検討を始めることが大事です。

最終更新日 2025年7月7日 by goncat