ユニセフは世界中の子供を守ります

貧困

▶️ユニセフの活動について

ユニセフはUNICEF(国連児童基金)のことで、すべての子供の命や権利を守るために支援の届きにくい子供たちを優先的に190の国や地域で活動している団体です。

保健や栄養、水と衛生や教育、暴力や搾取などからの保護などのさまざまな支援活動を実施しており、活動資金は個人や企業、団体や各国政府などからの募金や任意の拠出金で運営されています。

最も支援の届きにくい子供を最優先に活動を行っていて、世界のすべての子供の命を守り健やかな成長をサポートを目指している団体です。

世界では5歳の誕生日を迎える前に亡くなる子供は年間560万人います。
原因の多くは安全な水やワクチンなどがあると、防ぐことが可能です。

すべての子供が乳幼児期に適切なケアを受けたり、守られたり良い人生のスタートができるように予防接種の普及や安全な水、衛生的環境の確保や母乳育児の推進などの総合的なサポートを行っています。

世界中ではエイズ治療のケアや感染予防などに関する研究や取り組みが進む中、2015年国連で採択された持続可能な開発目標において、2030年にはエイズや結核・マラリアなどの流行をゼロにするという目標があげられました。

国際的なエイズの取り組みが進む中、青少年に対しての感染予防や治療提供などの取り組みはやや遅れていて、感染者の年齢別グループにおいてエイズでの関連死の死者数が少なくなっていない唯一のグループです。

▶️エイズのない世代の実現を目指すユニセフ

ユニセフが目指しているのはエイズのない世代の実現で、実現のためすべての子供をエイズの脅威から守るよう世界各地において取り組んでいます。

子供たちが生きていくにおいて水と衛生は大事な問題です。
水が汚れていたり不衛生な環境はさまざまな感染症を引き起こし、中には下痢などで命をなくすことも少なくないです。

多くの子供たちに清潔な水を届けることができるよう給水設備を作ったり、トイレを設置し学校教育や保健所などを通じて正しい手洗いなどを広めています。

子供たちが安全な衛生施設を利用することで生活の向上はもちろん、健やかに成長したり教育を受けたり明るい未来を持つ機会を得ることが可能です。
毎年数百万人の子供が急性栄養不良によって、命が危険にさらされています。

栄養不良は健康に育つためバランスの良い栄養を摂取していない状態のことで、発育阻害や消耗症、低体重や過体重などがあります。
栄養不良の子供の中には複数の形態を持つケースもあり、栄養不良は人的や経済的にとって大きな代償を伴うものです。

栄養不良の子供は健康的に育つことができず病気になりやすく、病気が治りにくいなどの原因にもなります。
知能や身体上の発達の遅れなど、その後も子供の人生を脅かすでしょう。

▶️質の高い教育が貧困脱出に欠かせない要素になる

栄養分野の投資は重要な優先事項として見なされています。
教育は基本的な人権で、質の高い教育は社会全体の発展に繋がり豊かな生活のために不可欠です。

すべての子供に質の高い教育を提供し、ジェンダーの平等などあらゆる種類の差別や不公平の撤廃などに重点を置きます。
暴力や搾取・虐待などから子供を守ることは生存や成長・発達の権利などを実現するため不可欠です。

世界中で推定3億人の子供が暴力や搾取・虐待などにさらされているのが現状です。
コミュニティや学校、他の機関や紛争時での児童労働などの害のある習慣も含まれています。

たくさんの子供が直接的に被害を受けなくても、十分に守られているような状況ではありません。
インクルージョン、つまりすべての人が受け入れられる社会はユニセフが提言していることで、社会へのインクルージョンをいろいろな形で推進しています。

民族やジェンダー、障がいやその他のさまざまな要因で起こる差別に対処することはもちろん、構造的な差別をなくすよう取り組んでいます。
施設機能を改善したり子供の問題に資源などを配分できるため、ユニセフはいろいろな省庁や統計局、議会や国内人権団体、地域当局や民間部門などと協力している団体です。

▶️ユニセフは子供の命と権利を守るため活動を続けている

教育でのインクルージョンにおいて、障がいの有無に関係なく子供を普通の学級で受け入れるよう推進するため、垣根のないイノベーティブな方法を取り入れています。

ユニセフは創設してからどのような厳しい状況においても、子供の命と権利を守るため活動を続けており、世界中からの活動資金をもとに保健や栄養、子供の保護や教育などの各分野におけるサポート活動を実施することが可能です。

支援物資はコペンハーゲンにある物資供給センターなどの各地供給箇所からニーズに合わせて、スピーディに届けられるシステムを構築しています。
一刻を争うような緊急事態において、重要な役割を果たすことが可能です。

基本的人権の原則としてジェンダーの平等を考えており、ジェンダーにおける平等を推進しています。
支援プログラムを通じて女性と女の子がコミュニティにおける政治的や社会的、経済的な発展などに参加できるようサポートすることが可能です。

教育分野において女の子や男の子に関係なく、すべての子供が教育の機会が得られるよう取り組んでいます。

引用元:日本ユニセフ協会への寄付|クレジットカードの三井住友カード株式会社

最終更新日 2025年7月7日 by goncat