結納品をいつまでも思い出に残る羽子板にする

新郎新婦が結婚をする直前に、その両家が結納を行う儀式である結納は、結納品や結納金を苗字を変える側に渡します。
結納品は、熨斗や寿栄廣、御帯や家内喜多留、松魚の基本的に5つで構成されています。
近年では、婚約指輪や高砂人形を加えた7品になっています。
結納品には、子孫繁栄や長寿などの意味が込められており、末永く新郎新婦が暮らす事を決意表明していきます。
熨斗は、不老長寿の薬として古くから伝わってきたあわびを示しています。
寿栄廣は、夫婦が末永く暮らしていく事が出来るように願う白扇です。
御帯は、昔は帯で魂を結ぶという意味が込められており、夫婦や家族や親族がひとつにまとまって助け合う願いが込められています。

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家内喜多留は酒を入れておく柳の樽の事を指す

家内喜多留は、酒を入れておく柳の樽の事を指します。
喜び事が、家に集まって長く留まる願いが込められています。
松魚は鰹節の事であり、勝つ魚と古くから考えられてきました。
高砂や友白髪は、いつまでも長く添い遂げられるようにという願いを込めています。
結美和は、婚約指輪を指し、新婦の婚約指輪を飾ります。
結納品は祝い事で使われるので、華やかさを感じさせます。
この結納品は、結納が終わると、結婚式まで飾っておくのが一般的です。
数日から1ヶ月飾って、結婚式直前まで一旦収納しておくのも良いでしょう。
結婚式が終わると、結納品は処分しても構いません。
結納品の中には、再利用出来る物も含まれています。

祝い事で使った物を素材にして全く別の物に生まれ変わらせるリメイクサービス

近年では、祝い事で使った物を素材にして全く別の物に生まれ変わらせるリメイクサービスがあります。
使い終わった結納品をいつまでも残しておきたい場合には、このようなリメイクサービスを活用するのが便利です。
結納品をリメイクしてくれる専門の会社があるので、そのような会社を探して、結納品のリメイクをしてもらうと良いでしょう。
結納品のリメイクの中にはユニークな物があり、板や飾りなどが揃っている事から羽子板に生まれ変わらせる方法があります。
羽子板にリメイクすれば、長く思い出の品として残す事が出来ます。
このリメイクサービスは、結納で使われる基本の5品である松竹梅鶴亀で利用する事が可能です。
仕上がりは、飾りの内容によって変わってくるので、依頼者が持つ結納品に合わせたオリジナリティを感じさせる物になります。

羽子板は正月などに飾る縁起物

羽子板は、正月などに飾る縁起物です。
縁起物である結納品とは相性が良く、いつまでも長く保管しておくには羽子板にしておくのは良い方法と言えます。
結納品の大きさによって、出来上がる品のサイズは変わってきます。
飾る方法次第では、ガラスケースがあると飾りが破損するリスクを軽減する事が出来るでしょう。
板を立てるようにディスプレイ出来るようになっているので、華やかさを演出する事ができ、誰もが見る事が出来る環境を整えられます。
店によっては、ある程度オーダーに応じてくれます。
出来るだけコンパクトにして欲しい場合は、小さめに作ってもらえ、華やかさが欲しい場合は、華やかに見えるように飾り付けを行っていきます。
結納品が元々和を感じさせるので、羽子板にリメイクする事で、和の雰囲気を継承する事が出来ます。
また、実際に結納に使われた水引を利用して作られていくので、それらを見て、いつでも懐かしく感じられます。
夫婦によって思い出は全く違います。

多くの人々が華やかさと和を感じる事ができる羽子板

その思い出を残すには、結納品のリメイクサービスを活用するのは有効な方法です。
羽子板は、他の縁起物と比べて、日本人であれば、どの年代でも馴染み深い物であり、多くの人々が華やかさと和を感じる事が出来ます。
縁起物を大切に残しておきたいという時には、リメイクサービスのように、全く違う物にする事で、一層長く大切に置いておく事が出来るでしょう。
正月などの祝い事に部屋に飾るようにしておくと、生花と共に部屋を華やかに演出してくれます。
リメイクサービスには、この他にも額入結納飾りという方法で残す事も出来ます。
これは、水引などを専用の額入れに入れて飾る物で、額入れに入っている為、壁などに設置する事が可能です。
結納品本来の雰囲気を残せるので、人によっては、こちらの方が思い出を残すのに相応しいかもしれません。
結納品のリメイクサービスによって、結納品は新しい命を吹き込まれます。
それぞれの家庭の思い出となる品に変えていく事が出来るので、サービスの使い途は幅広くあります。
和を感じさせる品は、現代的な建物が中心になっている現代においても、インテリアとして優れています。

まとめ

結納品のリメイク品を部屋に飾る場合、場所についても考えておく必要があります。
見栄えのする場所が存在するので、誰もが眺めて楽しめる所に祝い物を飾っておくのが望ましいです。
いつの時代においても、祝い物は様々な想いを込めて部屋に飾る事になります。
部屋の雰囲気に調和するような物にしていく為には、仕上げが丁寧でオーダーをある程度通してくれるような店を探す事が大切です。

最終更新日 2025年7月7日 by goncat