合格に活かす予備校選びのポイント

■予備校選びのコツ①

予備校は志望校に合格する為の手段で、希望する学校の入試を突破するのが最終的な目標です。

それだけに、苦手な科目を克服したり、成績を伸ばしてくれる学校や講師を探す必要があります。

勉強できているつもりになるだけでは、目標を目指すのみで合格には程遠いですから、確実にゴールに近付ける学習環境が不可欠です。

一度選択を行えば、簡単に辞めたり変えるのは難しいので、できるだけそうならないように比較検討を行うことが大事です。

仮に失敗が発生してしまうと、このままで良いのかという疑問が生じたり、悩みの種になって学習を妨げてしまいます。

失敗か否かの判断は直ぐに行えないので、しばらくの間は学習と悩みの板挟み状態が続くでしょう。

これは、1分1秒が惜しい受験生にとって大きなロスとなり得ます。

ライバルが先に進む間に足踏み状態に陥る、そうイメージするとどれだけ良くないことか分かるはずです。

予備校選びのコツは、複数の学校に対し積極的に足を運び、体験入学を受けて検討を行う点にあります。

それには時間が必要ですから、なるべく早めに校舎に出向き、説明を受けたり授業を体験して良し悪しを判断することが重要となります。

比較検討は一面だけでなく、講師の質や授業内容の分かりやすさなど、多角的に分析して結論を出しましょう。

■予備校選びのコツ②

焦る必要はありませんし、万が一間違えてもやり直しはできるので、まずは落ち着いて客観的に分析を進めることです。

親子で話し合って相談するのも良いですし、インターネット上の口コミ評価に目を通したり、受験合格者に話を聞いてみるのもありです。

いずれにしても、知名度やメディアの露出が多い講師だけで選ぶのは止めて、まっさらの状態から候補のリストアップを始めることをおすすめします。

頭から一度予備知識を取り除き、初心にかえって情報を集めたり分析を行うのが理想的です。

受験生は自らの足で校舎に訪れ、教室の雰囲気を感じ取ったり、自分の学習する姿をイメージすることが大切です。

パンフレットなどの資料に目を通すのも良いですが、これだけでは本当の良し悪しは分からないものです。

むしろ、実際に目で見たり肌で感じ取った方が、その予備校が自分に合うか否かが分かりやすくなります。

直接講師の話に耳を傾けたり、質問を投げ掛けて返ってくる答えを分析するのも良いでしょう。

そういう交流を経て改めて分析することで、最終的な候補が絞り込めたり、自信を持って選択が行えるようになります。

通う校舎が決まり通い始めたら、一定のペースを保って勉強を続けることが重要です。

学校だけでは足りない部分を補い、成績を伸ばしてゴールに近付くのが大切ですから、通うペースが落ちたり通うのを止めてしまえば無意味です。

本当に優れた講師陣が集まる予備校は、生徒の実力や学習ペースを把握するのに長けており、カリキュラムを設計するのも上手です。

またモチベーションにも気を配り、やる気が低下しそうになったら上手くフォローしてくれます。

しかし、肝心なのは本人のやる気や学習の気持ちですから、全てを講師任せにしてしまうのは間違いです。

■予備校選びのコツ③

合格するかどうかは生徒の努力次第ですし、仮に合格できなければその責任は本人のものです。

登校に時間が掛かり過ぎる場合は、時間の無駄が学習の妨げになるので、最初から日常的な行動圏内で選択肢を絞ったり、交
通機関に近い校舎に狙いを定めるのが無難です。

更に、予備校にはそれぞれ強みがありますから、どの科目を得意としているか、これをヒントにリストアップしてみるのもおすすめです。

特定の科目を掲げている場合は、講師陣もその科目に強い可能性がありますし、複数の講師から授業が受けられたりアドバイスが得られるチャンスにもなります。

目指す方向と全く異なる、そんな強みを持つ講師を選ぶのは論外ですが、特別得意ではない講師の授業を受けるのも疑問です。

学習に指導の良し悪しが強く関わりますから、得意不得意を見極めて絞り込んだり、候補を比較検討することが必要です。

一方では、授業形式もまた学習のペースや合格率に影響してくるので、こちらも要チェックの項目となります。

個別指導は生徒に集中して授業を行ってくれますから、相性が良い講師との授業だと捗ります。

ただ、反対に相性が良くないと講師の存在が気になってしまい、気が散るので逆効果になるでしょう。

周りの存在を感じずに1人で学習に集中したい、そのように希望するのであれば、いわゆる映像授業が有力な候補に浮上します。

東進衛星予備校MSGなどで行われている映像授業とは、過去の授業の様子が動画に収められ、後で何度でも再利用できるように工夫されたものです。

分からない部分を繰り返しチェックしたり、早送りで通常の授業時間よりも早く頭に入れるなど、様々な学習しかたが実現します。

ライバルがいた方が気が引き締まる、それならば集団授業が学習の意欲を高めたり、適度な緊張感で集中力を引き出せます。

実際に通って見なければ分からないところもあるでしょうが、予備校はタイプや方向性である程度分類できるので、違いに目を向け合う合わないを分析するのが基本です。

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最終更新日 2025年7月7日 by goncat